
二所ノ関部屋の大の里関は、入門からあっという間に横綱に昇進しました。
これからますます活躍することが期待できる力士ですね。
そんな大の里関は「ハーフ」と思われているようですが、本当なのでしょうか。
大の里関の実家の父親と母親、兄弟はどんな人なのでしょう。
両親と兄弟の職業、年齢などをまとめました。
大の里はハーフ?
大の里関の本名は中村泰輝(だいき)さんで、石川県河北郡津幡町で生まれました。
父親の名前が中村知幸(ともゆき)さん、母親の名前が中村朋子さんです。
ところで「大の里」とグーグル検索すると「大の里 ハーフ」と出てきます。
まるで大の里関がハーフであるかのようですね。
しかし両親の名前からわかるように、両親は日本人なので大の里関はハーフではありません。
大の里関の顔はどう見ても日本人にしか私には見えませんが、なぜ大の里関は「ハーフ」かと思われたのでしょう。
ハーフの選手は日本人離れした体格の持ち主で、身体能力が高く、活躍している人が多いです。
例えばテニスの大坂なおみさんやバスケットボールの八村塁さんなどがいますね。
大の里関も身長192cm、体重191kgという恵まれた立派な体格をしていて、負け越し知らずで横綱に昇進しました。
身長は幕内力士では金峰山関が195cmで一番高いですが、体重は大の里関が幕内最重量です。
それほど大柄で強い大の里関なので、母親か父親が外国人ではないかと思った人が多いのでしょう。
また「大の里 ハーフ」の検索で一番上に出てくるAIによる概要では、「大の里力士は母がフィリピン出身のためハーフ」とあります。
それを真に受けた人もいたかもしれませんね。
母がフィリピン出身のハーフ力士は高安関や御嶽海関です。
他にも母が韓国出身のハーフ力士には琴勝峰関・琴栄峰関兄弟がいますし、父がモンゴル人、母がロシア人のハーフには狼雅関がいます。
ハーフ力士は見た目ではハーフとわからないことも多いですね。
大の里の母がハーフ?
また「大の里 ハーフ」で検索すると、「大の里 ハーフ 母親」と出てきます。
AIによる概要では「大の里はハーフです。彼の母親はタイの方です。彼の父親は相撲の引退した力士」と出ていました。
大の里関の母親はハーフではないし、母親がタイ人のハーフ力士は生田目関です。
別の日にはAIによる概要では「大の里はハーフではなく、両親ともに日本人です。母親は中村美紀子さん」となっていました。
今度は母の名前が違っています。
AIにはこのように間違いが含まれていることがあり、毎日違うことが表示されることも多いです(・∀・; )
大の里の父親と母親の職業と年齢
大の里関の父親の年齢は2025年5月時点で49歳です。
父の職業は会社員で、長距離運送の仕事をされています。
父親は地元の中学と金沢北陵高校で相撲に打ち込み、全国青年大会無差別級で準優勝した実績があります。
大の里関は社会人相撲の選手だった父の影響で相撲を始めました。幼少期は父の試合をよく応援に行って、父の姿に憧れていたそうです。
大の里関の母親の年齢は2025年5月時点で49歳です。両親の写真がこちら。
引用:中日新聞
大の里関は父親とよく似ていますね。父親も相撲をしていただけあって、体格がいいです。
父の職業が長距離運送というのも雰囲気的に合っているような・・・。
『相撲』2023年9月号には母親の職業は書かれていません。だから母は専業主婦の可能性が高いですね。
母が専業主婦と断定して書いているブログもありますが、どうなんでしょう。
父親の身長は184cm、母親の身長は165cmなので、大の里関は両親の遺伝子を受け継いだようですね。
大の里関が生まれた時は4036gあったそうです。
出生時の体重の平均は3000gなので、大の里関はかなり大きかったことがわかりますね。
大の里関は生まれた時からずっと大きく、特に病気することなく元気に育ったそうです。
野球好きだった大の里関は小学1年の時、野球をやりたいと言いました。
しかし野球をやるにはまだ体が未熟だとして、父親の知幸さんは足腰を鍛えるために大の里関に相撲を習わせることにしたのです。
大の里関は子供心に野球は道具にお金がかかって、家族が大変になると思い、父に言われるまま相撲を始めたようです。
そして大の里関が小1で入った津幡町少年相撲教室では父が自らまわしを着けて指導し、息子には人一倍厳しく接したそうです。
それでも大の里関は父が大好きだったみたいですね。
何より父親っ子。稽古が厳しくても、一緒に過ごして稽古で肌を合わせるのがうれしかった。長距離運送の仕事に就く知幸さんが帰ってこないと、高学年になっても泣きじゃくった。夏休みは出張にも同行。トラックで同じ布団にくるまった。
引用:中日スポーツ
大の里関は小学校を卒業後、新潟県の糸魚川市立能生中学校に入りました。
中学で県外に出るのは両親にとっても寂しいだろうし、心配だったのではないかと思います。
しかし父はそれほど心配はしなかったそうです。
大の里関が自分で決めたことなので、母と一緒に応援しようと思ったみたいですね。
それでも大の里関が力士になってからは、父は力士の親の辛さを感じ、母は取組を見る時に途中まで具合が悪くなるそう。
やはり親ならそうなりますよね。勝ち負けはもちろん、ケガをしないかと気になると思います。
そして父は大の里関には唯一無二の力士、個性のある力士になってほしいと願っているそうです。
大の里関は2024年9月場所後に大関に昇進しましたが、昇進伝達式では父親のその思いを込めて、次のように口上を述べました。
「大関の地位を汚さぬよう、唯一無二の力士を目指し相撲道に精進します」
父の願いである「唯一無二」が口上に入っていたことに父は鳥肌が立ち、親孝行な息子だと感激したそうです。
さらに2025年5月場所後に大の里関は横綱に昇進しましたが、その時の昇進伝達式の口上にも「唯一無二」が入っていました。
現在、大の里関の父は「父の里」と呼ばれていますが、それについて大の里関は「恥ずかしいからやめてほしい」と言っていました (;゚∀゚)
ちなみに同部屋で福島県出身の白熊関も小学校を出た後、能生中学校に相撲留学しています。
白熊関とは大学まで一緒だったため仲が良く、大の里関は白熊関によくご飯を作ってもらっていたそうです。
大の里の祖父
大の里関の出身地・津幡町の隣、内灘町には祖父の坪内勇さんが住んでいらっしゃいます。
大の里関の本名は中村泰輝なのですが、勇さんは母方の祖父に当たります。
2024年元日に起きた能登半島地震では、津幡町の実家の被害は小さかったけれど、祖父の家は断水などの被害を受け、祖父は避難生活を余儀なくされました。
大の里関は翌月に被災地を慰問し、祖父とも再会しました。
幕内力士となった大の里関の成長に祖父は嬉しかったようです。
大の里の兄弟は妹
大の里関には4歳下の妹さんがいて、名前は中村葵さんで大学生です。
妹さんは2024年9月時点で20歳です。
大の里関は2000年生まれなので、妹さんは2025年春に大学3年生になったのでしょう。
大の里関はつまり、父と母、妹の4人家族になります。妹さんも石川県に住んでいるようです。
妹さんにとって大の里関は普段は優しい兄だそう。
当時6歳の大の里関と妹さん、父がこちらに写っていました。
引用:中日スポーツ
家族4人で写っている写真がこちら。
家族仲が良さそうですね。
毎場所、両親と妹さんは大の里関の応援に行っているようです。
引用:日刊スポーツ
両親も妹さんもみんないい笑顔ですね。妹さんはきれいな人です。
両親と妹さんが揃ってマス席で観戦している様子がテレビに映し出されることもあります。
大の里関は2024年11月場所で大関になり、2025年2月に大関昇進披露宴が開催されましたが、そこには両親と妹さんも出席していました。
引用:日刊スポーツ
身長165cmの母よりも妹さんの方が背が高いんですね。妹さんは170cmくらいあるんでしょうか。
兄の大の里関と同じように妹さんも両親に似たみたいですね。
ちなみに大の里関の家族全員が熱烈な阪神ファンで、大の里関は大学時代に友人と東京ドームへ観戦に行ったことがあるそう。
また大の里関は高校野球も好きで、毎晩熱闘甲子園を見ていたそうです。
大の里はハーフ?父と母の職業や年齢、兄弟のまとめ
大の里関はハーフでありません。大の里関の母親もハーフではありません。
大の里関は4人家族で、両親と妹がいます。
父親の名前は中村知幸さんで、職業は会社員で長距離運送の仕事をされています。
母親の名前は中村朋子さんで、仕事はされていないようです。
妹さんの名前は中村葵さんで、大学生で、妹さんも石川県に住んでいるようです。
大の里関の両親と妹さんはたびたび相撲観戦に訪れていて、仲良し家族といった感じです。
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