立浪部屋の豊昇龍関は多彩な技で土俵を沸かせていますね。
モンゴル出身ですが、すっかり日本に慣れている印象です。
そんな豊昇龍関の出身高校はどこなのでしょう。学歴をまとめました。
豊昇龍の出身高校
豊昇龍関は1999年5月22日にモンゴル・ウランバートル市に生まれました。
モンゴルの中学を卒業後、千葉県にある日本体育大学柏高校に入学しました。
11歳の頃からレスリングを始めていた豊昇龍関は、同高校からレスリングの選手としてスカウトを受けたのです。
朝青龍から「相撲をやるか?レスリングをやるか?」と聞かれた豊昇龍関は「レスリングで留学したい」と答え、留学を決めました。
スカウトなので試験などはなかったのでしょう。
アスリートコースに進学した直後の5月、夏場所を観戦した豊昇龍関は、体の小さな日馬富士の相撲に感動し、相撲をやりたいと思うようになりました。
大相撲を見るまでは相撲は絶対にやらないと思っていたそうなんですが。
豊昇龍関は朝青龍に相談したところ、すごく怒られましたが、相撲をやることを認めてくれ、豊昇龍関はレスリング部を辞めて相撲部に入りました。
学校側はレスリング選手としてスカウトした豊昇龍関が1年で退部したものだから、もめたようです。
しかし朝青龍の甥ということもあり、大ごとにはならなかったそうです。
力士としての将来に期待したのでしょうか。それとも朝青龍が怖かったのでしょうか(笑)。
豊昇龍関はモンゴルでは相撲の経験はありませんでしたが、高校3年生の時にインターハイ個人2位、国体少年個人3位になっています。
高校時代の王鵬、豊昇龍、北青鵬。
2017年、えひめ国体の表彰式で優勝は納谷(王鵬)、2位は住木、3位はビャンバスレン(豊昇龍)。
4位の鳥取城北の選手が怪我をしたので、代理でダワーニンジ(北青鵬)が土俵に上がったようだ。 pic.twitter.com/rw8DlsVtfZ— 相撲の神 (@kamimasa39) October 9, 2021
豊昇龍の同期
豊昇龍関は高校卒業後に立浪部屋へ入門しました。
四股名の由来は師匠の現役時代の四股名である旭豊の「豊」と朝青龍の「龍」、横綱まで昇り詰めたいという気持ちを込めて「昇」の3字を取って豊昇龍となりました。
豊昇龍関は2018年1月場所で初土俵を踏みました。同期には王鵬関がいて、高校の時から仲がいいそうです。
王鵬関は元横綱大鵬の孫なので、豊昇龍関ともども大横綱のDNAを受け継いでいるのですね。
また、霧島関(元霧馬山)とはモンゴルで同じ柔道クラブに通っていて、仲がいいそうです。
仲良しのお二人?#sumo #豊昇龍 #霧馬山 #さいたまスーパーアリーナ場所 pic.twitter.com/TBduTGYbca
— にーこ (@ni_ko168) August 7, 2022
巡業ではこのような関係が見られていいですね。
プロフィール
四股名:豊昇龍智勝(ともかつ)
本名:スガラグチャー・ビャンバスレン
愛称:ビャンバ
生年月日:1999年5月22日
出身:モンゴル・ウランバートル
身長:188cm
体重:149kg
所属部屋:立浪部屋
得意技:突き、押し、食い下がり、右四つ、寄り、投げ、足技
趣味:寝ること、ルービックキューブ
「食い下がり」とはあまり聞かない技ですが、差し手を深くして横向きになり、反対側の手で前褌を取る技のことです。
豊昇龍関はモンゴルではレスリングだけでなく柔道の経験もあったため、足腰が強いようです。
鮮やかな内掛けを決めることができるのも、柔道の経験が活きているのでしょう。
豊昇龍の学歴まとめ
豊昇龍関は最初、レスリングをやるために日本体育大学柏高校に留学しました。
しかし夏場所を観戦して気持ちが変わり、相撲部に移りました。
豊昇龍関は高校を卒業後、立浪部屋に入門しました。
どれだけ番付を上げるのか注目ですね。
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