佐渡ヶ嶽親方(琴櫻の父)の若い頃はイケメンで嫁(おかみ)はどんな人?

佐渡ヶ嶽親方は2代目琴櫻関(元琴ノ若)の父親であることでも知られていますね。

佐渡ヶ嶽親方は現役中に結婚しましたが、若い頃はどんな風だったのでしょう。

現在おかみさんとなっている妻もあわせてご紹介します。

佐渡ヶ嶽親方(琴櫻の父)の若い頃

現在の佐渡ヶ嶽親方は現役時代の四股名が琴ノ若晴將(てるまさ)で、本名が鎌谷満也(かまたにみつや)さんです。

琴ノ若は1968年5月15日、山形県尾花沢市に生まれました。

中学校に入学した時にはすでに身長が180cmあり、柔道で活躍するなどスポーツ万能な少年でした。

その評判を聞いた元横綱琴櫻の佐渡ヶ嶽に勧誘され、中卒で佐渡ヶ嶽部屋に入門。

1984年5月場所で初土俵を踏みました。

1990年11月場所で新入幕。

1993年9月場所で新小結に昇進。

1999年1月場所で新関脇に昇進。

2000年3月場所での膝の大ケガが致命傷になり、素質は十分と言われながら大関に昇進できませんでした。

現役中に殊勲賞2回、敢闘賞5回、金星8個獲得しています。

2005年11月場所13日目に師匠の琴櫻が65歳の定年を迎えたため、琴ノ若は現役を引退し、年寄・13代佐渡ヶ嶽を襲名しました。

琴ノ若自身は師匠の跡を継ぐためにやむを得ずという感じで、まだ現役を続けたいという気持ちがあったようです。

琴ノ若は若い頃は端正な顔立ちから女性ファンが多く、角界では初めてとなるスポーツグラフィック誌の表紙を飾ったくらいでした。

現役時代の動画がこちら。

こうして見ると息子と体格が似ているなあと感じますね。

佐渡ヶ嶽親方の現在

佐渡ヶ嶽親方は2022年1月場所後の協会役員候補選挙で理事候補に立候補して、無投票当選し、審判部長に就任しました。

息子や弟子たちの取組を土俵下で見られるのは、やはりうれしかったのではないかと思います。

そして2024年1月場所後の役員候補選挙で理事候補に無投票当選し、広報部長、総合企画部長、博物館運営委員に就任しました。

佐渡ヶ嶽親方の嫁

当時琴ノ若の佐渡ヶ嶽親方は1996年4月、27歳の時に、師匠である先代琴櫻の長女・真千子さんと婿入りの形で結婚しました。

婿入りのため、琴ノ若の本名は今野から鎌谷へと姓が変わったのです。

真千子さんは1971年6月生まれで、琴ノ若は1968年5月生まれなので、3歳違いになるんですね。

二人が息子と一緒に写っているのがこちら。

二人が結婚した背景には師匠の意向がありました。

師匠は琴ノ若を部屋の後継者に決め、真千子さんと結婚させることにしたのです。

当時留学でアメリカにいた真千子さんに、電話で「お婿さんは琴ノ若」だと言ったそうです。

琴ノ若は中卒で入門しているので、真千子さんとは子供の時からよく知っている間柄だったでしょう。

でも二人に恋愛感情があったのかは不明です。

電話でいきなり結婚相手を告げられた時、真千子さんは驚いたと思います。

ただ、このようなことは相撲部屋では昔はよくあったみたいですね。

かつて部屋持ちの親方は娘が誕生すると、赤飯を炊いて喜んだそうです。有力な弟子と結婚させて養子縁組すれば、部屋は安泰となるからです。

師匠も娘の真千子さんを琴ノ若と結婚させることができて、ほっと一安心したのではないでしょうか。

佐渡ヶ嶽親方の若い頃と嫁(おかみ)のまとめ

元琴ノ若の佐渡ヶ嶽親方は関脇まで昇進しましたが、度重なるケガのため大関への昇進はかないませんでした。

若い頃はイケメン力士として人気があり、スポーツ雑誌の表紙にもなっています。

佐渡ヶ嶽親方は現役中に師匠の先代琴櫻の長女と結婚し、現在2代目琴櫻となっている長男が誕生しました。

▼関連記事▼