
元大関琴風の尾車親方はペコちゃんという愛称で親しまれていました。
現役を引退後は尾車部屋を設立し、弟子を指導してきました。
そんな尾車親方のお嫁さんはどんな人で、子供は何人いるのでしょう。
尾車部屋閉鎖の理由と尾車親方の現在についてもご紹介します。
尾車親方の妻
1986年1月、尾車親方は長島史枝さんとの婚約を発表しました。この時親方は28歳。
写真はこちら。
史枝さんは東京都出身で元キャビンアテンダントでした。年齢は不祥です。元キャビンアテンダントとあって、きれいな人です。英語もペラペなのでしょう。
親方は史枝さんがキャビンアテンダントとして働いている時に知り合ったそうです。
後援者からの紹介だったのか、それとも親方が史枝さんを見そめて声をかけたのでしょうか。
二人は1986年3月に大阪市のホテルプラザで挙式しました。
尾車親方は1985年11月場所で引退しているので、引退直後に婚約・結婚したわけですね。
おかみさんになった史枝さんは、最初は戸惑いもあったようです。
それでも若い力士たちに教えてもらいながら、おかみさんを務めたそうですよ。
子供の数
尾車親方には娘さんと息子さんの二人の子供がいます。
娘さんの名前は亜季さんで、息子さんの名前は浩平さんです。親方の本名が浩一なので、「浩」の一字を取ってつけたのでしょう。
尾車親方は2012年の春巡業の会場で転倒し、一時は首から下が麻痺して寝たきりの状態になったのですが、その後リハビリをして回復しました。
そのリハビリに娘さんが3か月の介護休暇を取って、ずっと付き添っていたのです。
その時の様子が2013年に放送された「突撃!アッとホーム幸せサプライズ!」という番組に映っていました。
2013年の時点で娘の亜季さんは25歳、息子の浩平さんは23歳なので、現在二人とも30代ということになりますね。
浩平さんは2021年10月に結婚されたようです。父と同じ相撲の道は選ばなかったみたいですね。
亜季さんも結婚されたのかはわかりませんでした。
尾車親方は引退して尾車部屋を設立する時に、妊娠中の奥さんに次のように言ったとされます。
「部屋が火事になり、弟子と実子が建物に取り残され、一人しか助けられない状況なら、弟子の方を救出する。その強い気持ちがないと部屋は運営できない」
いや、自分の子供のほうが大切なんじゃないかと私は思うんですけどね。
尾車親方はよそから預かった弟子たちを本当の子供のように思い、大切に育てたいという思いがあったから、そんな言葉が出たのでしょう。
親方は入院して寝たきりの状態になり、失意のどん底にあっても、弟子たちのことを忘れませんでした。
病室で相撲中継を見て、弟子たちへの助言を妻に代わりに伝えてもらっていたのです。弟子思いの親方だったようですね。
尾車親方は創価学会?
尾車親方と検索すると「創価学会」というキーワードが出てきます。
親方は創価学会に入っているのかと調べて見ると、次のようなツイートがありました。
大相撲で創価学会員は元旭国の親方と尾車親方。弟子にも朝稽古あとのご勤行が義務付けられているが、それは弟子の思想信条の自由の侵害行為にもなるよ。
— 加茂忍 (@daharsou) October 28, 2013
この他にも親方は創価学会員というツイートがあったので、多分そうなのでしょう。
だからどうしたという感じなんですけどね。知りたがっている人もいるようです。
伊勢ヶ濱親方は天理教の信徒ですし、信教の自由があるので、それをどうこう言う問題ではないと思います。
尾車部屋閉鎖の理由
尾車親方は2022年初場所後に尾車部屋を閉鎖しました。
部屋には押尾川親方(元関脇・豪風)や中村親方(元関脇・嘉風)がいたので、どちらかと名跡を交換し、尾車部屋を継がせることも考えられましたよね。
しかし、尾車部屋を創設して自分の色を作ってきた尾車親方は、押尾川親方と中村親方にも自分で自分の色を作ってほしいという思いがあったそうです。
尾車親方の現在
尾車親方は2022年4月で定年になりましたが、再雇用で協会に残り、押尾川親方が新設した押尾川部屋に転属しました。
現在は参与として広報部の職務についています。
尾車親方の嫁、子供、部屋閉鎖の理由、現在のまとめ
元大関琴風の尾車親方はキャビンアテンダントと結婚し、一男一女をもうけました。
娘さんは介護休暇を取って父のリハビリに付き添うほど、親思いに育ったようですね。
息子さんは父と同じ力士にはなりませんでした。
尾車部屋を閉鎖したのは弟子の豪風と嘉風に、それぞれの部屋を作ってほしいという思いがあったからのようです。
現在尾車親方は押尾川部屋に所属し、参与として相撲協会に残っています。
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