御嶽海の性格や人柄は?人気には理由があった!

かわいいとも言われる人気力士の御嶽海関は、しれっと結婚してしまいましたね。

御嶽海関は稽古嫌いとの噂もありますが、性格や人柄はどんなものなのでしょう。

人気の秘密を探りました。

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御嶽海まとめ

御嶽海の人気

御嶽海関は全国的にも人気がありますが、特に地元長野県では大人気です。

テレビで御嶽海関のタオルを掲げた大応援団を見たことがある人も多いのではないでしょうか。

この応援団は長野県から毎場所観戦にかけつけているそうです。

時には小学校の修学旅行生が観戦に来ていることもありますよね。

地元の力士を応援するのはごく普通のことですが、長野県民が特に御嶽海関への応援に力を入れるのには理由がありました。

長野は全都道府県の中で関取不在が最も長く、37年間も続いていたのです。

そこへ御嶽海関が地元の期待の星として誕生しました。長野県の人は昔から地元愛が強いため、大いに盛り上がったみたいですね。

また、2014年9月には御嶽山の噴火がありました。犠牲者も多く出て、御嶽山に近い御嶽海関の地元・木曽の観光も打撃を受けたのです。

そんな時期に御嶽海関が登場し、木曽の人たちの夢と希望が託されたため、御嶽海関人気が大きくなったようです。

舞の海さんが言っていましたが、特に地元の応援が強いと感じたのは、長野の御嶽海関と富山の朝乃山関だと。

舞の海さんがうらやむくらいだったそうです。

性格や人柄

明るい

御嶽海関は明るい性格で知られています。

みんなでワイワイ過ごすことも好きで、東洋大学の寮生活はまったく苦にならなかったし、楽しかったそうです。

自信家

御嶽海関は普段の話し方でもかなり自信家のような印象を受けます。

それもそのはず「自信がなければこの世界に入ってない」というのが口癖だそうですね。

大学生の時に個人タイトルを15冠達成し、4年生で学生横綱とアマチュア横綱となっていることがその自信の裏付けなのでしょう。

御嶽海関は入門から所要2場所で十両に昇進した後は、十両も2場所だけで通過し、初土俵からわずか8ヶ月で新入幕となっているのです。

これだけトントンと幕内に上がったら、さらに自信がつくのは当然と言えるでしょう。

また、令和元年の5月場所の千秋楽で、前日にすでに幕内最高優勝を決めていた平幕の朝乃山関に勝った時、御嶽海関は次のように発言しました。

力の差をみせつけてやりましたよ。だてに三役を2年張っているわけじゃない。その差はでかいんじゃないですか」

なかなかこんな風に言える力士も少ないんじゃないかと思うんですよね。

さらに2021年12月の取材では

「何でここまでやれているかと聞かれたら、自信だと答える。長年やってきて、これくらいは全然できるでしょうという自信」

と答えています。

本当に御嶽海関は自信家のようです。

でも大関昇進が決まって、目指す大関像について聞かれた時には

「近寄れない大関と言われたいけど、性格上無理なので、フランクな大関でいきたいです」

と答えています。

御嶽海関の座右の銘が「実るほど首を垂れる稲穂かな」だそうなので、自信家でも謙虚でいたいみたいですね。

優しい

朝乃山関が初優勝した場所の千秋楽にはトランプ大統領が観戦に訪れていたのですが、御嶽海関との取組直前に、トランプ氏入場のため約5分間動きが止まりました。

それについて御嶽海関は

「途中(気持ちが)切れるかと思った。もうちょっとうまくやればいいのに。朝乃山がかわいそう。トランプさんを見に来てるのか、朝乃山の優勝を見に来てるのかわからない」

と気遣っていたのです。

御嶽海関は他の人を思いやれる人なんですね。

御嶽海関の相撲を見ていても、ダメ押しはしないですし、土俵の下に落ちた相手に必ず手を差し伸べています

御嶽海関の父親によると、御嶽海関が運動会で一番に走り終えた後、困っている障害のある子がいると戻って一緒に手をつないで走ったそうです。

ケンカも自分より強い相手とだけしたそうですよ。まさしく弱気を助け、強気をくじくという感じです。

優しい性格は母親譲りのようで、母親からは怒られたことがないそうです。

そのような母親の愛情をたっぷり受けて育ったので、心優しい子になったのでしょう。

負けず嫌い

御嶽海関が相撲を始めるきっかけになったのは、負けず嫌いの性格にありました。

小学1年生の時に木曽町で開かれた相撲大会に出場した際に、初めて相撲に挑戦したのですが、自分より体の小さな相手に負けてしまったのです。

それが悔しかったのでしょう。地元の少年相撲クラブに入り相撲に取り組むことになったのです。

負けず嫌いだからこそ、大学でも良い成績を収められ、大相撲に入門してからも上に上がれたのでしょうね。

さみしがり屋

御嶽海関はさみしがり屋で、コンビニも一人では入れないし、一人でご飯を食べるのは苦手だそうです。

両親の愛情を一身に受けてきた一人っ子なので、そのようになったのかもしれませんね。

御嶽海関は大相撲入門前に和歌山県庁に内定していたのですが、和歌山に住むことになったら、両親を和歌山に呼んで一緒に暮らすと言っていたそうです。

さみしがり屋だから、故郷から離れた場所での一人暮らしは耐えられないと思ったのでしょう。

でも今やお嫁さんがいるので、一緒に楽しく暮らしているのではないでしょうか。

ムラっ気がある

御嶽海関にムラっ気があるのはよく言われていることです。

強いと思う相撲を取ったと思えば、次の日にはあっさり負けてしまったりします。

不思議な力士ではありますね。

大関昇進によりムラっ気もなくなるかと思われましたが、右肩のケガの影響が長引き、わずか4場所で大関から陥落してしまいました。

地力がある人なので、体が万全になればまた力を発揮できると思いますが、どうなるでしょうか。

御嶽海の性格・人柄まとめ

御嶽海関の性格は明るくて、自信家で、負けず嫌いです。

でもムラっ気のせいで、力はあってもなかなか大関には昇進できなかったようです。

御嶽海関はまた、優しくさみしがり屋なところも。

これからも強い相撲に期待したいですね。

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