北勝富士の礼儀正しさは角界一!ファンサービスも神

大相撲力士の北勝富士関はとても礼儀正しいことで有名です。

テレビの大相撲中継などで、深々と礼をするところを見たことがある人も多いでしょう。

なぜ北勝富士関はそれほど礼儀正しいのか調べてみると、なるほどなと納得できる理由があったのです。

北勝富士の礼儀正しさ

土俵外でも礼儀正しい

北勝富士関は勝った時はもちろん、負けた時でも90度くらい体を曲げて礼をします。

そのような礼は土俵上だけではありません。

化粧まわしをつけての土俵入りの時でも、花道でも同様です。

舞の海秀平さんや張本勲さんも北勝富士関の礼儀正しさを認めています。

もちろん一般の人も。

そんな北勝富士関を見て好きになった人も多いようですね。

私は最初北勝富士関を見た時はなんとなくコワモテで、近寄りがたい印象の力士だなと思っていたのですが、笑顔が意外に(?)かわいいということを発見しました(笑)。

そしてすごく礼儀正しいのを見て好感が持てました。へえ~、こんな人なんだと。

きちんと礼ができる力士は見ていて気持ちがいいですよね。

負けても相手に向かって深々と礼をするなんて、なかなかできないと思います。

ツイッターでも礼儀正しい

北勝富士関が礼儀正しいことはツイッターでもわかります。

巡業でファンからもらった差し入れを写真に撮って、感謝の言葉とともにツイッターに毎回載せているのです。

ファンはこれを見たらうれしいでしょうね。「自分のプレゼントを載せてくれてる」と。

北勝富士関の最初のツイッターの投稿は2016年8月です。

そしてファンからの差し入れの写真が登場するのは2016年9月です。

この時北勝富士関は十両なので、十両の時からずっと差し入れの写真を載せているんですね。

見ていると感謝の気持ちが伝わってくるようです。

礼儀正しさのわけは

相撲は神事

北勝富士関がここまで礼儀正しくできるのは、母校である埼玉栄高校の相撲部監督の教えがあるからでしょう。

監督から挨拶や礼儀、相手を思いやる気持ちや感謝の心を学び、相撲が取れるのは当たり前のことではなく、周囲の人物のおかげであると学んだそうです。

またテレビで言っていたことによれば

相撲はスポーツではなく神事。所作をしっかりやることに対して相撲に感謝しながら土俵に上がっている。負けた時は悔しいけれどそこを押し殺して最後までやるのが力士

だそうです。かっこいいですね。

相撲はスポーツで勝負事だと思っている私からすると、神事という言葉に驚きました。

しかし昔は相撲は豊作の吉凶を占い、豊作を祈り感謝するための神事として行われてきた歴史があるんですね。

神社で奉納相撲があるのも行司が神官の姿をしているのも、相撲は神事だからだそうです。

北勝富士関が言う「相撲は神事云々」も高校の監督に教わったのかもしれません。

豊真将の影響

北勝富士関の礼儀正しさは元力士の豊真将(現立田川親方)の影響もあるようです。

豊真将は角界一所作が美しいと言われていました。

「礼に始まり、礼に終わる」と言われる大相撲のお手本のように、負けても不満を顔に出すことなく、深く頭を下げて礼をしていたのです。まさに今の北勝富士関のように。

北勝富士関が初土俵を踏んだのは2015年3月場所で、豊真将が引退したのは2015年1月場所です。

そのため二人が直接対戦したことはなかったのですが、北勝富士関はテレビで現役の時の豊真将の礼を見ていたのでしょう。

それで北勝富士関が真似て同じような直角の礼をするようになったと思われます。

 

ファンサービスも丁寧

礼儀正しい北勝富士関ですから、ファンサービスも丁寧です。

ツイッターにファンからの差し入れの写真を載せるのもファンサービスの一環なのかもしれませんが、サインなどの対応にも定評があります。

それほど好きでなかった力士でも、ファンサービスがよかったら好感を持ちますよね。

意外にいい人なんだなと、見る目が変わるでしょう。

北勝富士関がファンを大切にするのも感謝の気持があるからだと思われます。

大相撲は見に来る観客で成り立っていますから、それをよくわかっているのでしょうね。

まとめ

北勝富士関が礼儀正しいのは高校時代の恩師の教えが基本にあるようです。

そして引退した豊真将の美しい所作を真似ているんですね。

豊真将も所作が美しいことで人気がありました。

北勝富士関も勝っても負けても礼がしっかりできるから、応援したい人が増えるのでしょうね。

番付がどんどん上に上がっていっても、礼儀正しさは変わらないでいてほしいものです。

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