宇良関は塩まきの時の塩の量が少ないことで有名ですよね。
いつもほんの少ししかまいていません。
塩を大量にまく力士もいる中、なぜ宇良関の塩の量が少ないのでしょう。
調べてみました。
宇良の塩が少ない理由
力士は土俵を清めるために塩をまきますが、宇良関は角界でも塩まきが少ないので有名ですね。
宇良関が言うには指の第1関節くらいまでしか持っていないそうです。
引用:日本相撲協会
なぜこんなに塩が少ないのか、宇良関は理由を明かしていません。
宇良関はもらい物などを部屋にため込んでしまう傾向があったそうですが、2020年の4月くらいからミニマリストになりました。
ミニマリストとは持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人のことですよね。
宇良関は服などは必要な分だけ残したりすることで、部屋掃除の時間が減ったそうです。
塩も必要最小限にするために少なくしているのかなと思ったのですが、宇良関の塩の少なさはミニマリストになるずっと前からです。
とすると、ただの節約というのではないのかもしれません。
塩の少ない力士は他にも!
塩の量が少ないのは宇良関だけではありません。翠富士関や錦木関も少ないのです。
引用:日本相撲協会
翠富士関が塩を少なくする理由はわかりませんが、錦木関は手汗が多いので塩の量を少なくしているようです。
宇良関は名古屋場所以外では土俵で渡されるタオルを使わないので、汗を気にして塩を少なくしているのではないのでしょう。
塩の多い力士
宇良関たちと対照的にたくさん塩をまいていたのが照強です。
毎回手にいっぱいの塩をつかんでまきあげると、お客さんから拍手が起こっていましたね。
引退した他の力士では水戸泉(現・錦戸親方)が豪快な塩まきで有名でした。
水戸泉は新十両となった場所で勝ち星が上がらず、とりあえず塩くらいは景気よくまこうと思って大量の塩をまき始めたそうです。
また旭日松も豪快な塩まきをしていました。
旭日松は初日から10連敗した時に「塩でも思いきりまいたら相手が怯むかもしれない」と考えて、豪快な塩まきを始めたのです。
旭日松は自分でまいた塩に足を滑らせて負けてしまったことがありますし、対戦相手が塩に足を滑らせたこともあります。
もしかしたら宇良関は塩で足を滑らす可能性を考えて、塩を少なくしているのでしょうか。
自分だけでなく対戦相手のことも考えてということもありますね。
優しい性格の宇良関なので、自分のことしか考えないということはないような気がします。
宇良の塩が少ない理由まとめ
宇良関の塩が少ない理由は明らかではありません。
考えられる理由としては、塩で自分と対戦相手が足を滑らせないように、ということでしょうか。
引退した照強や水戸泉のように豪快に塩をまいてお客さんを喜ばせる力士もいれば、宇良関のような力士もいるのは面白いなと感じます。
▼関連記事▼