横綱照ノ富士関は何度も優勝し、実力は折り紙付きですが、年収はいくらもらっているのでしょう。
月給や懸賞金などを元に調べました。
目次
照ノ富士の年収
横綱照ノ富士関の年収は月給だけでなく、いろんな手当などを含んでいます。
まずは月給から見ていきましょう。
照ノ富士の月給
力士は十両以上の関取にならないと給料がもらえません。
十両の月給が110万円、前頭の月給が140万円、関脇・小結の月給が180万円、大関の月給が250万円です。
そして横綱の月給は300万円です。
大関となると月給が跳ね上がり、横綱ともなれば十両と比べても3倍近く多くもらえるとわかりますね。
横綱照ノ富士関は月給だけでも年収は3,600万円になります。
照ノ富士の力士報奨金
力士報奨金とは場所ごとに支払われるボーナスのことで、「持ち給金」の金額を元に算出されます。
持ち給金は力士ごとに設定され、十両40円、幕内60円、大関100円、横綱150円の最低標準額が決まっています。
さらに勝ち越し1点につき50銭、金星をあげると10円、幕内での最高優勝で30円、全勝優勝で50円が加算されていきます。
勝ち越しのことを「給金直し」とも言いますが、持ち給金が増えるからなんですね。
そして持ち給金の4,000倍が支払われるため、金星1個をあげるだけで場所ごとに4万円が加算されるわけです。
照ノ富士関の持ち給金は2024年5月場所時点で448円ほどなので、力士報奨金はその4,000倍の179万円くらいになります。
それが場所ごとに年6回支給なので、1年では1,000万円超えますね。
照ノ富士のボーナス
年2回（9月と12月）は月給1か月分のボーナスが支払われます。
横綱照ノ富士関の月給は300万円なので、年600万円のボーナスをもらえることになります。
照ノ富士の懸賞金
懸賞1本につき手取りで3万円もらえますが、横綱戦ともなれば懸賞が集中します。
特に千秋楽の結びで勝つと、両手で抱えなければならないほどの懸賞の束を受け取りますよね。
2024年5月場所では照ノ富士関は480本の懸賞を獲得しました。
つまり懸賞だけで1,440万円にもなったのです。
照ノ富士の本場所特別手当
本場所特別手当は小結以上の力士に対して、場所ごとに年6回支給されるものです。
11日間以上出場した場合は全額、6日～10日間出場した場合は3分の2、5日間以下の出場の場合は3分の1が支給され、全休の場合は支給されません。
横綱の照ノ富士関には全額なら、20万円支払われます。
6場所すべて皆勤なら、120万円になります。
照ノ富士の出張手当
3月場所、7月場所、11月場所の年3回の地方場所ごとに、35日分の宿泊費と日当が支給されます。
横綱照ノ富士関の場合は宿泊費が8千円、日当が3千円です。
もし地方場所すべて皆勤なら、合計115万5千円支払われることになります。
照ノ富士の力士補助金
1月、5月、9月の各場所ごとに、髪結い補助金として2万5千円が支給されます。
十両から横綱まですべて同じ金額です。
照ノ富士の優勝賞金
幕内で優勝すると賞金は1,000万円です。
照ノ富士関はこれまで10回幕内優勝しているので、優勝賞金だけで1憶円になります。
幕内優勝すると、もらえるのは賞金だけではありません。
友好国からの友好杯と副賞ももらえます。
とくに有名なのはフランスの巨大マカロンではないでしょうか。
＜照ノ富士優勝！＞
日仏友好杯。今場所はピンクのビッグマカロン。#sumo #相撲 #七月場所 #名古屋場所 pic.twitter.com/TQa9Xwx7Wg— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) July 28, 2024
それは実際には食べられませんが、本物のマカロンは後日部屋へ届けられるそうです。
他にも地方自治体や団体からトロフィー・金一封も贈られます。
この金一封というのがいくらなのか気になり調べましたが、わかりませんでした。
以上、横綱照ノ富士関がもらえるお金を見てきました。
力士は休場しても給料は通常通り支払われます。
たとえ照ノ富士関が1年間休場しても、月給300万円、年6回の力士報奨金179万円、年2回の300万円のボーナスがあるので、最低でも年収は5,000万円を超えます。
もし全場所皆勤なら、懸賞金が多いため、照ノ富士関の年収は1億円を超えるでしょう。
照ノ富士の年収のまとめ
横綱照ノ富士関の年収は最低でも5,000万円あることになります。
休場せずに皆勤すれば、多くの懸賞金を受け取れ、年収はさらに膨らみます。
それでも他のスポーツ選手の年収よりは低いので、決して多いとは言えないでしょうか。
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