
大相撲のイケメン力士として知られる千代の国関が、何度もケガで苦しみながらもまた、幕内に戻ってきました。
力士としては決して若くはありませんが、お嫁さんの支えがあったから頑張れたようです。
奥さんはどのような人なのでしょう。そして子供は何人いるのでしょうか。
実家や兄についてもご紹介します。
千代の国の妻
千代の国関の奥さんの名前は愛さん(旧姓林)。大阪府堺市出身で、千代の国関と同い年です。
千代の国関がまだ幕下だった2010年の春場所前、元小結の闘牙に誘われた食事会で同席しことがきっかけでした。
二人はその時19歳。愛さんは大阪のゴルフショップで販売員をしていました。
愛さんは相撲を見ておらず、千代の国関のことも知りませんでした。
千代の国関は愛さんを見て「かわいい」と一目惚れしたようです。そして場所後に交際へと発展。大阪と東京の遠距離恋愛が始まりました。
2014年5月、幕内にいた時に愛さんを東京に呼んで同棲を開始。
結婚は早くに考えていたそうですが、相撲界では結婚は給料の出る十両以上という慣習があります。
千代の国関は2014年11月場所で幕下に陥落したため、結婚話は一度消えたそうです。
それからさらに三段目まで転落すると、3LDKからワンルームの部屋に引っ越すことになりました。
関取とそれ以下の地位では雲泥の差なので、千代の国関も辛かったでしょうね。
愛さんは自分が邪魔になると思い、地元に帰ろうとしましたが、「絶対にこのままでは終わらない」という千代の国関の言葉を信じ、全力で支えることにしました。
愛さんは空港で働きながら、アスリートボディケア・セルフトレーナーと調理師の資格を取得し、千代の国関を支えたのです。
結婚はまだでしたが、まさに内助の功と言えるでしょうね。愛する人のために努力したのでしょう。
「このままでは終わらない」という言葉通り、2016年には幕内に復帰し、2017年4月、26歳の時に、約7年の交際を経て入籍しました。
そして2018年2月、都内のホテルで挙式・披露宴を行っています。約500人の出席者から祝福されました。
千代の国が挙式&披露宴「彼女のためにもという気持ちが強くなった」 https://t.co/4dYUcpyRLM #sumo #スポーツ新聞 pic.twitter.com/6ZWj0oyyRJ
— スポーツ報知 (@SportsHochi) February 17, 2018
千代の国関はこの時、涙を流したそうです。苦労の末、ようやくこの日を迎えることができたため、感慨深かったのでしょうか。
愛さんは現在は仕事を辞めて、妻として全力で千代の国関を支えているそうです。
千代の国関は愛さんがいたからこそ、復帰できたのでしょうね。
妻のラブラブログ
愛さんは千代の国関と交際していた時から、二人のことをつづったブログを書いていました。
題して「相撲ダーリンとラブラブログ!!」
現在は削除されているようですが、その一部がこちらに残っています。
それには関取の彼女という立場に苦しんだり、支えられる彼女になろうと努力していることが書かれています。
ラブラブログというだけあって、千代の国関を思う気持ちが伝わる内容です。本当に二人は愛し合って結婚したのだろうなと感じました。
子供は女の子
2018年10月、二人の間に実采(みこと)ちゃんという女の子が生まれました。
ちょんまげをつけている人を見ると全員、「おとうちゃん」と言うそうです。かわいいですね。
そして2021年7月9日に第2子となる次女が生まれました。千代の国関は7月10日生まれなので、1日違いになるわけですね。
千代の国関は子供の記憶に残るころまで、元気に相撲を取りたいと言っています。娘さんが頑張る原動力になっているのでしょうね。
実家はお寺
千代の国関が生まれた三重県伊賀市の実家はお寺で、「橋本寺」と言います。子供の時には、檀家さんを回るなどの手伝いしていたそうです。
父の名前は澤田覚法さんと言いますが、いかにもお寺の人という感じがしますね。
兄は俳優業?
千代の国関には4つ年上の兄・賢澄(けんしょう)さんと、2つ年上の姉・真裕美さんがいます。
兄も元大相撲力士で、四股名が千代の眞(ちよのしん)でした。最高位は幕下59枚目で、2012年9月で引退しています。
そして2012年12月に名古屋市で「元祖ホルモン屋」というお店を開店しましたが、2017年9月に閉店。
その後、地元の伊賀市で「ダイニングまくに」というちゃんこ屋さんを開店しました。
名前の由来は、千代の眞の「眞」と千代の国の「国」をとって眞国「まくに」だそうです。
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それぞれの四股名の一部を取って店名にするなんて、仲の良い兄弟なんでしょうね。
現在も営業中のようですが、賢澄さんは俳優もやっているみたいです。
力士から俳優業って、驚きの転身という感じですよね。演じることも好きなのでしょうか。
千代の国関と兄、姉の3人は父に厳しく育てられ、数々の大会に出場して、賞を独占したそうです。
そして「伊賀の澤田3兄弟」と全国に名が知れ渡るほどだったそうですよ。
プロフィール
四股名:澤田 → 千代の国
本名:澤田憲輝(としき)
生年月日:1990年7月10日
出身:三重県伊賀市
身長:182cm
体重:146kg
所属部屋:九重部屋
得意技:突き、押し
血液型:A型
経歴
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入門前
幼少時から父に空手を習うなど、大の格闘技好きでした。
父が千代の富士のファンだったことから、九重部屋の稽古見学に行ったことがきっかけで、力士になろうと決めたそうです。
名張市立北中学校では柔道部に所属し、主将を務め、全国大会ではベスト16という成績を残しました。
入門後
中学卒業後に九重部屋に入門。
2006年5月場所で初土俵。
2011年7月場所で新十両へ昇進。
2012年1月場所で新入幕。
2014年11月場所で幕下に転落。
2016年1月場所で十両に復帰。7月場所で幕内に復帰するも、2019年1月場所から4場所連続で休場し、幕下に転落。
2020年9月場所で十両に復帰。翌11月場所で再入幕となりました。
千代の国関は両肩の脱臼癖がある上、ひざのケガなどが絶えず、何度も休場を繰り返しています。
それでも幕内に何度も復帰しているため、力士仲間には「不死鳥」と呼ばれているそうです。
ケガをしても諦めない姿は、同じようにケガで苦しむ力士たちの励みになっているのでしょう。
千代の国の嫁と子供まとめ
千代の国関のお嫁さんや子供などについてまとめました。
千代の国関は女性誌の『anan』で、「土の王子様」として紹介されたことがあるほど、イケメンとして人気があるんですね。
子供二人の父親として、ますます頑張っていけるようです。
元力士だったお兄さんにとっても、弟の活躍は励みになっていることと思います。
これからもケガに気を付けて土俵を沸かせてほしいですね。
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