
高田川部屋の湘南乃海関は、一度聞いたら忘れないような四股名が特徴的ですね。
その四股名の由来はどのようなものなのでしょうか。
湘南乃海関の出身中学や高校などの学歴もまとめました。
湘南乃海の出身小学校
めっちゃ桃色桃太郎??????#湘南乃海?? pic.twitter.com/42O3VJsyoH
— リーヌさん ?? (@yukarii__nu) January 8, 2023
湘南乃海関は神奈川県の大磯町立大磯小学校に入学しました。
父親が野球の指導者をしていたこともあり、小学校で少年野球を始めました。
地元の野球チーム「大磯山手スパークス」では、エースとして活躍しました。
小学6年生ですでに身長が189センチあり、将来プロ野球選手になることを目指していたそうです。
出身中学校
湘南乃海関は小学校を卒業後、大磯町立大磯中学校に入学しました。
中学でも野球に打ち込みましたが、ケガも多く、満足がいく結果を残すことはできませんでした。
それでも中学3年生の時には、高校野球の強豪校からも誘いを受けるようになりました。
周囲には相撲を勧められましたが、力士は太っている印象が強くて、あまり良いイメージがなかったそうです。
しかしドラマ『千代の富士物語』を見たことで、昭和の大横綱に憧れを抱いたことが転機になりました。
千代の富士は筋肉質だったので、かっこよく見えたのでしょう。
湘南乃海関は親戚の知人に相撲関係者がいたことから相撲部屋を見学し、8つ以上の部屋から勧誘を受けました。
親に「相撲も見て、野球も見て、自分で選びなさい」と言われた湘南乃海関は
「男だったら、自分の人生をがらっと変えるために、弱い自分を変えるために行こう」
「どうせ入るんだったら、角界で一番厳しいと言われる高田川部屋で自分を変えるんだ」
と思って高田川部屋への入門を決めました。
相撲は未経験だったため、相当覚悟が必要だったでしょう。高田川親方も怖いと言われていますしね。
私は国技館でもぎりをしていた親方を見たことがありますが、マスクの上の目が怖くて写真を撮ることをためらったほど((((;゚Д゚))))ガクガク
湘南乃海関は相撲界で成功することで、厳格な父親に認められたいという気持ちもあったそうです。
湘南乃海関は中卒で角界入りしたため、高校へは行っていません。いわゆる「叩き上げ力士」です。
同じ高田川部屋の輝関と竜電関も中卒で入門し、幕内まで上がりました。
高田川部屋には現在、学生出身力士はいませんが、高田川親方が大卒を取らないという方針なのではなく、親方の弟子になりたいという学生がいないだけだそうです。
親方によれば「変に知恵が付いて理論こねるよりも、純粋に何の疑いもなく付いて来てくれる子が一番強くなる」そう。
湘南乃海関も親方の指導の下でどんどん成長するのが期待できますね。
四股名の由来
湘南乃海関は1998年4月8日に神奈川県中郡大磯町で生まれました。
本名は谷松将人(たにまつしょうと)さんです。
大磯町は湘南の地域にあるので、「湘南乃海」という四股名は生まれた場所が由来というのは想像がつきますよね。
実際、大磯町にちなんで、師匠の高田川親方が四股名を「湘南乃海」と名付けました。
平戸海関が出身の長崎県平戸市にちなんで、四股名を付けたのと似ています。
そしてよく見ると、湘南乃海の「海」が旧字で、母の字が入っていることがわかります。
これは高田川部屋の伊之助親方が画数を調べたところ、「海」では悪いということで「海」となったそうです。
また、湘南乃海関の下の四股名は「桃太郎」で、父と伊之助親方が付けました。
桃太郎には強い相手を鬼と見立て、鬼を退治するという意味が込められています。
剣翔関も下の四股名が桃太郎(本名・剣太郎)です。
剣翔関の場合は周りからそう呼ばれていて強いイメージがあることから、桃太郎と付けたそうです。
同じ四股名となったことに、剣翔関はどう思っているのでしょう。
湘南乃海関の趣味は音楽鑑賞で、入門時は同じ湘南地域出身の「湘南乃風」の曲をよく聞いていましたが、20歳を過ぎた頃から「サザンオールスターズ」も好きになったそうです。
湘南と言えばサザンということで、湘南乃海関がサザンを好きになったのも自然な流れだったのでしょうね。
湘南乃海の学歴と四股名の由来まとめ
湘南乃海関は神奈川県大磯町立大磯小学校と大磯中学校を卒業した後、高田川部屋に入門しました。
そのため学歴は中卒になります。
湘南乃海関の四股名は出身地にちなんで、師匠に名付けられました。
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