追手風部屋の朝稽古を見学する方法

追手風部屋には人気力士の遠藤関や翔猿関、大栄翔関など多くの関取が所属しています。

好きな力士を見たいなら本場所や地方巡業を見に行く他に、朝稽古を見学するという方法もあります。

部屋の見学ならチケットも必要でなく、間近で稽古を見ることができます。

本場所とは違った迫力が楽しめるでしょう。

ここでは追手風部屋の朝稽古を見学する方法をご紹介します!

追手風部屋を見学する

埼玉県草加市にある追手風部屋の見学は、以前は相撲部屋見学ツアーとして旅行会社が企画したものがあったようですが、現在はなくなっています。

部屋によってはツアーで見学できるところもあるので、追手風部屋は中止したようですね。

では個人で追手風部屋の見学ができるのかというと、一般の人はできないそうです。

朝稽古を見学するには後援会に入って会員となる必要があります。

追手風部屋の後援会の年会費は20,000円と少し高めですが、東京で行われる本場所千秋楽のちゃんこ会にも参加できることになっているんですよ。

以前は千秋楽のちゃんこ会に一般応募でも参加できたのですが、多くの後援会員が参加するため、2017年9月場所から一般応募は取りやめになったそうです。

追手風部屋の後援会は公式ホームページをご参照ください。

地方場所の朝稽古を見学する

草加市の追手風部屋の方は一般の人は見学できませんが、地方場所の朝稽古は見学ができるところもあります。一つずつご紹介しますね。

毎年決まった場所に宿舎が置かれるので、一度場所を覚えたら次の年も行きやすくなりますよ。

予約などは必要ないので、近くの人は行ってみてはどうでしょう。

3月(大阪)場所の追手風部屋宿舎

追手風部屋は大阪場所では堺市にある百舌鳥八幡宮内に宿舎を構えています。

無料駐車場もあるので車でも行くことができます。

住所:大阪府堺市北区百舌鳥赤畑町5丁706番地

交通:JR阪和線百舌鳥駅下車 徒歩10分

南海高野線百舌鳥八幡駅下車 徒歩10分

7月(名古屋)場所の追手風部屋宿舎

名古屋場所の宿舎は松葉屋旅館になります。

相撲部屋の宿舎というとお寺や神社が多い印象なので、旅館というと意外な感じですね。

こちらの旅館はスポーツ大会や遠征、合宿などの長期宿泊にも対応しているそうなので、力士だけ特別というわけではないのでしょう。

追手風部屋は本場所の前後をあわせて、約1ヶ月の間滞在するようです。

土俵は旅館のすぐそばにある白子東町公園の中に作られています。

白子東町公園の住所:三重県鈴鹿市白子本町16

交通:近鉄白子駅から徒歩 約5分

2023年3月追記
名古屋場所の宿舎は名古屋市内のお寺に移転したようです。しかし新型コロナにより、場所は非公開のようです。

11月(九州)場所の追手風部屋宿舎

九州場所の宿舎は場所中は見学不可になっています。

住所:福岡市西区今津1867

見学はできませんが、近くをウロウロしていればもしかすれば力士が出入りするところを見られるかも。

朝稽古の時間 

朝稽古は朝6時半~10時半頃まで行われます。

稽古は番付が下の力士から行うため、朝早く行っても関取はまだ出てきていないでしょう。関取は8時位に登場するようです。

しかし関取が出てくる頃に行ったら、他のお客さんでいっぱいで後ろの方しか空いていないかもしれません。

稽古の様子を近くで撮りたいなら、早めに行って前に陣取っておくのがお勧めです。

また朝稽古が終わったらちゃんこが振る舞われることがあります。

力士が直接取り分けてくれるので、これも目当てに行くのもいいかもしれませんね。

追手風部屋の朝稽古を見学する方法まとめ

追手風部屋の朝稽古を見学する方法をご紹介しました。

草加市にある追手風部屋は後援会に入らないと無理ですが、大阪場所と名古屋場所の稽古なら見学が可能です。

テレビでは見られない力士たちの姿もきっと見られるでしょう。

サインをもらえる機会もあると思うので、行くならぜひ色紙を持って行きたいですね。

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