
若隆景、若元春、若隆元の大波三兄弟は荒汐部屋に所属しています。
三兄弟は切磋琢磨して稽古に取り組んでいるようですが、部屋の親方とおかみさんはどんな人なのでしょう。
子供はいるのでしょうか。
荒汐部屋の親方
令和四年三月場所 新番付発表
新入幕の荒篤山(左)と新関脇の若隆景(右)。
そして二人の間で嬉しさはじける荒汐親方。(撮影のためマスクを外してもらいました) pic.twitter.com/3AB5hoSsUr
— 荒汐部屋 (@arashiobeya) February 28, 2022
現在の荒汐部屋の師匠は元・蒼国来(そうこくらい)で、2020年に先代の荒汐の定年に伴って、9代荒汐を襲名、部屋の継承者となりました。
先代の師匠は元小結の大豊(本名・鈴木栄二)で、1987年1月場所後に引退し、2002年6月に荒汐部屋を創設していました。
蒼国来は1984年1月9日、中国内モンゴル自治区生まれです。
羊や牛、馬、ヤギ、ラクダの牧畜業を営む父と、母、妹二人がいます。
蒼国来はモンゴルのレスリング学校に通っていた時、別の生徒をスカウトに来た荒汐親方に入門を志願し、荒汐部屋への入門を認められました。
2003年9月場所で初土俵を踏み、2010年9月場所で新入幕。
ところが2011年、八百長相撲を行ったとして解雇されてしまいます。
蒼国来が幕内力士としての地位確認を求めて訴訟を起こしたところ、2013年に東京地裁は八百長の証拠はないとして、解雇は無効との判決を下しました。
相撲協会は控訴を断念し、蒼国来の復帰を認めたのです。
これにより2013年7月場所で、蒼国来は2年半ぶりに本場所を迎えることになりました。
復帰するまでの間にも稽古を続け、体力が落ちないようにしていたそうです。2年半もの長い間、よく辛抱して待ち続けられたものですね。
蒼国来は2017年3月場所で自己最高位の東前頭2枚目まで上がりましたが、その後は十両に落ち、2020年3月場所後に引退を発表。
2019年に日本国籍を取得していたため、荒汐部屋を継承できたのです。
日本に来た当時は日本語がわからず苦労したようですが、今では中国語より日本語の方が達者だそうですよ。
確かに蒼国来が話すのを聞いていると日本語がペラペラです。
おかみさん
蒼国来の結婚相手は同郷のトンガラさんです。二人は2010年に結婚しました。
トンガラさんは貿易関係の仕事をされていたようです。
結婚直後に蒼国来は解雇されていますが、奥さんの存在があったから2年以上土俵から離れていても、蒼国来は復帰まで頑張れたのかもしれませんね。
蒼国来が引退し荒汐部屋を継承したと同時に、トンガラさんはおかみさんになったことになります。
結婚式などの写真はありませんでしたが、トンガラさんは以前バラエティー番組に出演していたようで、その時の画像はこちら。
ぼやけていてわかりづらいですが、朗らかそうな女性です。
最近の写真はこちら。
本日、荒汐親方、おかみさん、マネージャーが、名古屋場所の宿舎の準備(下見と打合せ)で来寺されました。土俵の他、シャワー室、相撲のぼりのことなども細かく打合せ。#名古屋場所 #荒汐部屋 #相撲 pic.twitter.com/ge3rMAmJYA
— 愛知町の善行寺(東本願寺・真宗大谷派) (@aichizengyoji) April 15, 2021
マスクしているので顔がよくわからないのが残念です。
子供はいる?
蒼国来とトンガラさんの間に子供がいるのかはわかりませんでした。
結婚から10年以上たっているので、一人くらいいてもおかしくありませんが、情報がありません。
部屋の師匠にとっては弟子たちが子供みたいなものだから、たとえ自分の子供がいなくても寂しくはないのかなとも思います。
断髪式
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蒼国来は2020年3月場所後に引退しているので、通常ならすでに断髪式は行われているはずですが、コロナ禍でなかなかできませんでした。
断髪式は2022年10月2日(日)に決まりました。引退から2年以上も待たされることになるんですね。
断髪式には奥さんと子供(いるなら)が出席するでしょうから、家族揃ったところが見られそうです。
荒汐部屋の親方、おかみ、子供まとめ
荒汐部屋の親方は元・蒼国来で、2019年に帰化し、2020年に荒汐部屋を継承しました。
おかみさんである妻とは2010年に結婚しています。
二人に子供がいるのかはわかりませんでした。
若隆景、若元春、若隆元の大波三兄弟が所属しているので、荒汐部屋はこれからも注目されそうですね。
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