逸ノ城は大きな体を生かした四つ相撲で活躍していました。
そんな逸ノ城の母国・モンゴルにいる家族はどんな人なのでしょう。
両親と兄弟についてまとめました。
逸ノ城の出身
逸ノ城はモンゴル・アルハンガイ県で生まれました。
なんと体重は5,000グラムもあったそうです。生まれた時からすでに大きかったんですね。
アルハンガイ県は首都のウランバートルから400キロ離れた場所にあります。
ウランバートルへは車で8時間ほどかかるため、逸ノ城が初めてウランバートルに行ったのは13歳の時だったそうです。
モンゴル人力士と言えば、ウランバートル出身の人が多いですが、逸ノ城はモンゴル人力士の中で初めての遊牧民出身者になりました。
逸ノ城の家族
逸ノ城は両親と妹、弟の5人家族です。
父の名前はアルタンホヤグさんで、母はボロルトヤーさん、妹はツェルンドラムさん、そして弟がムンフドルジさんです。
①逸ノ城の家族での写真。②バイクで登場したお父様 ③はにかんだ様子の弟さん ④笑顔が可愛いおばあさま #sumo pic.twitter.com/SjnCILnVSE
— くるくるおばけ@ブログ「大相撲取組内容」 (@kuru2obake) October 22, 2014
モンゴルのお父さん、お母さん、妹さんからのメッセージを見て、ほほえむ逸ノ城関(^-^) しかし、妹さん似てるー(^∀^) #sumo pic.twitter.com/uD5KTEZ9eX
— くるくるおばけ@ブログ「大相撲取組内容」 (@kuru2obake) September 29, 2014
父は身長が190センチ、母は175センチあるそうで、逸ノ城が大きく生まれたのも納得ですね。
家族は遊牧民として暮らしており、ヒツジ、牛、馬など460頭の家畜を世話しています。
逸ノ城も遊牧民の頃、家畜の世話を手伝うのは日課になっていて、水くみや火をおこすために必要な丸太をトラックに運び込む作業に携わっていました。
時には家畜がオオカミに襲われないように、父と2人で寝ずの番をすることもあったそうです。
逸ノ城は父が大きなハンドルで大きな車体を操る姿に憧れ、少年時代はトラック運転手になることが夢でした。
そして運転を父から教わることもあったそうです。
また逸ノ城は学校がある時期は妹と弟と共に、自宅のゲルから20キロ離れた学校のある村のゲルで共同生活を送っていました。
日本とは違う特殊な環境だったんですね。
そのように遊牧民として育った逸ノ城が大相撲の世界に入ることになったのは、鳥取城北高校相撲部監督に才能を見出されて、同高校に相撲留学したのがきっかけでした。
監督によれば、当時の逸ノ城は太ももの太さが傑出していたそうです。
モンゴルで馬に乗っていたため、足が鍛えられたのでしょうね。
逸ノ城は高校でホームシックになることもなく、稽古に励んだそうです。
後に日本の新聞記者が母に「将来逸ノ城は稼いで、ウランバートルに家を買ってくれますよ」と話したところ、母は次のように答えました。
「私たちはそういう生活はしたくありません。遊牧民でいいのです。私たちの望みは、息子が人から愛される人になることです」
お金をもらってぜいたくな生活をするよりも、息子の幸せを願っていることが伝わりますね。
また、逸ノ城が2022年の名古屋場所で幕内初優勝を果たし、両親に電話で優勝を報告した時には、母から「よく頑張ったね」とねぎらわれたそうです。
家族みんな、モンゴルから遠く離れた日本で頑張っている逸ノ城を応援していたのでしょう。
だからこそ初優勝は感無量だったのではないかと思います。
逸ノ城の家族のまとめ
逸ノ城は遊牧民の両親と妹、弟の5人家族です。
両親はモンゴルの大草原で移動しながら生活をしています。
妹と弟は現在何をしているのかわかりませんでした。
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