
若隆景関はケガで関脇から幕下にまで落ちた後、また幕内に戻ってきました。
そんな若隆景関の出身中学、高校、大学はどこなのでしょう。
若隆景関の学歴についてまとめました。
若隆景の学歴
若隆景の学歴・出身小学校
若隆景関は1994年12月6日、福島県福島市で生まれました。
本名は大波渥(おおなみあつし)さんです。
若隆景関は福島県福島市立吉井田小学校に入学しました。
そして小学1年の時に、2人の兄と一緒に福島県の県北相撲協会で相撲を始めました。
若隆景関の父親は元幕下の若信夫(わかしのぶ)で、「わんぱく相撲教室」で相撲を教えていたため、若隆景関も父親から指導を受けていました。
若隆景関は細くて小さくて目立たない子供でしたが、練習は黙々とやっていたそうです。
休日には公園で四つん這いになってクマのように歩く「くま歩き」や「うさぎ跳び」を父にさせられました。
そして家のテレビでは『あしたのジョー』や『巨人の星』のビデオがずっと流れていたそうです(笑)。
教育熱心な父親だったようですね。
若隆景関は小学校6年間は柔道、小学4年から6年までは陸上競技(長距離とハードル)にも取り組んでいました。
それでも若隆景関は力士になるという気持ちは小さい頃から持っていて、柔道も陸上も小学生でやめました。
若隆景関は小学4年の頃から、わんぱく相撲の全国大会に出たいという思いを抱いていました。
小学生の時は地区予選敗退が続き、わんぱく相撲の県大会すら出場できませんでしたが、小学6年の頃にはある程度活躍できるようになったそうです。
若隆景の学歴・出身中学校
若隆景関は小学校を卒業後、福島市立信夫(しのぶ)中学校に入学しました。
中学では相撲で良い成績は残せませんでしたが、若隆景関は中学生になってから勝負に対する執念が人一倍強くなったそうです。
そして中学時代に東北大会の団体戦でベスト12に入りました。
若隆景の学歴・出身高校
若隆景関は中学校を卒業後、学法福島高校に進学しました。
高校の偏差値は43~58となっています。2人の兄と同じ高校です。
若隆景関は高校入学時は体が細く、強くはなかったそうで、1学年上の兄の若元春関には高校時代一度も勝てなかったそうです。
そして兄弟はよく喧嘩していたそう(笑)。
若隆景関が高校1年だった2011年3月11日に、東日本大震災が起きました。
その時、被爆を心配した荒汐親方に若元春関とともに荒汐部屋に呼び寄せられ、1ヵ月間、長兄の若隆元がいる荒汐部屋で避難生活を送りました。
両親は親類のもとへ避難したそうです。
若隆景関は高校3年の時に、全日本ジュニア体重別相撲選手権大会100kg未満級優勝、世界ジュニア相撲選手権大会団体優勝・軽量級2位となりました。
若隆景関は高校時代、相撲の稽古だけでなく、勉強も一生懸命取り組んでいたそうです。
充実した高校生活だったのでしょう。
若隆景の学歴・出身大学
若隆景関は高校を卒業後、東洋大学法学部企業法学科に進学しました。
大学の偏差値は47.5~52.5となっています。
若隆景関は高校3年の時点でも、体重が90kgに届きませんでした。
高校の相撲部顧問から、高校卒業からすぐに入門するのではなく、大学で体を大きくしてから入門することを勧められたそうです。
「せっかく大学に行くならそこでも相撲を続けよう、強い人と稽古をして強くなろう」と若隆景関は決意しました。
若隆景関は大学に入学してからも体を大きくするのに苦労したようです。
大学1年の時はなかなか体重が増えず、大学2年の頃から徐々に体が大きくなり、好成績を収められるようになりました。
若隆景関の大学時代の相撲の成績は以下の通りです。
大学2年生
・東日本学生相撲個人体重別選手権大会115kg未満級第3位
大学3年生
・東日本学生相撲個人体重別選手権大会115kg未満級優勝
大学4年生
・全日本大学選抜相撲宇和島大会団体優勝
・全国大学選抜相撲宇佐大会団体優勝
・全日本大学選抜相撲十和田大会個人第3位
・全国学生相撲選手権大会団体優勝、個人準優勝
若隆景関は大学4年で相撲部の副主将を務めました。
若隆景関は全国学生相撲選手権大会での実績が認められ、三段目最下位格付出資格を得ました。
若隆景関は体が大きい方ではないため、兄と同じように大相撲に入門するかどうかはギリギリまで迷ったそうです。
しかし三段目最下位格付出資格を得たことが自信となって、入門を決意したそう。
そして荒汐親方に小さい頃からお世話になっていたため、入るなら荒汐部屋しかないと思って、兄2人と同じ部屋に決めたようです。
若隆景の学歴は?出身中学・高校・大学まとめ!
若隆景関の学歴は以下の通りです。
出身小学校:福島県福島市立吉井田小学校
出身中学:福島市立信夫中学校
出身高校:学法福島高校
出身大学:東洋大学法学部企業法学科
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