照ノ富士関は2017年11月場所で大関から陥落した後、2021年5月場所で再び大関に復活し、横綱へと昇進しました。
最初に大関に昇進した時には強気な性格と言われていましたが、現在は性格が変わったとされます。
その理由は何なのでしょう。
若い頃と現在の性格を比較しました。
照ノ富士の性格
若い頃
母親によると照ノ富士関は幼い頃から負けず嫌いで、多少頑固だけれど、優しい子だったそうです。
また大きくなったら「両親に高級車を買ってあげる」と言っていたそうです。
母親にとっては照ノ富士関は親思いの息子のようですね。
そして子供の時から歌や踊りが好きな目立ちたがり屋で、演劇発表会で主役を務めるなど社交的だったそうです。
照ノ富士関は昔から明るい性格なんですね。
同じ部屋の宝富士関も照ノ富士関のことを「たいへん明るく楽しい」人と言っています。
一方、2014年7月場所で大砂嵐と対戦した時、照ノ富士関は突っ張りを受けたことに腹を立て、インタビュアーに放送禁止用語を漏らしました。
口の中が2か所切れるくらい強烈な突っ張りで、照ノ富士関はカチンときたようです。
この時照ノ富士関は22歳だったので、思わず汚い言葉を使ってしまったのでしょう。若気の至りとも言えそうです。
最初の大関の頃
照ノ富士関は最初に大関に昇進した頃には、傲岸不遜で強気で、記者に敬語を使うこともなかったそうです。
言葉遣いも相手を見下すような感じだったようですね。
大関にまで昇進する人はごくわずかなので、多少天狗になっていたかもしれません。
大関ともなればタニマチも増えて、ちやほやされるので、気も大きくなったでしょうね。
まさに怖いものなしという感じだったのではないかと思います。
現在
照ノ富士関は膝のケガに加えて、糖尿病やC型肝炎、腎臓結石を患い、序二段にまで陥落しました。
その当時、医者から「このままいったら2年近くで死にます」とまで言われ、相撲どころじゃなかったそうです。
照ノ富士関は何度も師匠に引退を申し出ましたが、説得されて、現役にとどまりました。
そして両膝を3度手術し、治療とリハビリを続けて、幕内に復帰したのです。
そのように大変な思いをしてきたから、精神的に成長したのでしょう。現在照ノ富士関は謙虚な態度に変わったそうです。
相撲も力任せだったのが、今は理詰めの相撲だと言われます。
膝のケガが治ったわけではないので、膝に負担がかからない相撲を心がけているのでしょう。それだけ慎重になったようですね。
照ノ富士の性格まとめ
照ノ富士関は母親によれば、負けず嫌いで優しい子だったそうです。
最初に大関に昇進した頃は、態度も大きかったようですが、ケガや病気で序二段にまで陥落してからは謙虚になりました。
相撲を見ていてもダメ押しをしなくなったみたいです。
下から這い上がってきた人なので、照ノ富士関は相撲だけでなく、精神的にも強くなったのでしょう。
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