金峰山(力士)の四股名の由来や宗教は?

木瀬部屋の金峰山関はカザフスタン出身力士として頑張っていますね。

「金峰山晴樹」という四股名の由来は何なのでしょう。

金峰山関の宗教についても調べました。

金峰山(力士)の四股名の由来

金峰山(きんぼうざん)は熊本市に実在する山の名前で、標高665mあります。

「金峰山晴樹」という四股名はその金峰山と、日大在学中に死去した元高校横綱で木瀬親方とは大学の同期だった成田晴樹さんに由来します。

師匠の木瀬親方(元肥後ノ海)が熊本市出身で、木瀬親方は故郷の山の名前を弟子につけたかったそうです。

それだけ木瀬親方は故郷に愛着があるからなのでしょう。

そして弟子につけたかった山の名前を金峰山関の四股名にしたということは、それだけ金峰山関に師匠が期待したからに違いありません。

金峰山関が十両、幕内と昇進したことは師匠にとってもすごく嬉しいことだったでしょうね、

2023年の九州場所前に、金峰山関は初めて金峰山を訪れました。

富士山くらいの大きさを想像していた金峰山関は、実際に金峰山を見て「こんな小さい山なんだ」とがっかりしたそうです。

金峰山関の失望ぶりが目に浮かぶようですね。

しかし金峰山関はその後、気持ちも変化したようです。

拍子抜けしたのは、良い思い出。今は武蔵とのつながりを知って「うれしい。頑張りたい」

金峰山山麓には、二刀流で知られる宮本武蔵が、晩年に兵法の極意を説いた「五輪書」を記したと伝わる洞窟がある。

読んだことはないが、侍には好感を抱く。

「興味、ありますよ。どんな時でも落ち着いている印象」。自身も戦いに身を投じる中で「焦る必要はない」と心構えが手本になっている。

引用:dメニューニュース

金峰山関は今は自分の四股名が気に入っているのでしょうね。

金峰山(力士)の宗教

金峰山関はカザフスタン共和国アルマトイ州出身です。

カザフスタンはユーラシア大陸の中央に位置し、人口は約2,000万人で、カザフ人(70.6%)、ロシア人(15.1%)などからなる多民族国家です。

宗教はイスラム教が全体の70%、次いでキリスト教が全体の26%を占めています。

金峰山関もイスラム教徒ですが、イスラム教では豚肉とアルコールを禁止しています。

木瀬部屋の稲川親方(元普天王)によれば金峰山関は

宗教上の理由でお酒は飲めないし、豚肉も食べられないんですね。部屋でのちゃんこは彼のために豚肉を鶏肉に代えて特別メニューを作ってあげています。

引用:文芸春秋

まあ、鶏は手が付かないということで力士にとってはゲンがいい食べ物でしょうけど。

金峰山関は母国の食文化にはない刺し身や寿司が大好物だそうです。

また、金峰山関は2025年初場所で大関大の里関に勝った後のインタビューで、「神様にありがとうございます」と土俵の下でつぶやいていたことを明かしました。

金峰山関は信仰心が強い人みたいですね。

金峰山(力士)の四股名の由来と宗教のまとめ

金峰山関の四股名は熊本市にある金峰山と木瀬親方の同期の名前に由来します。

だから師匠の思いのこもった四股名なのでしょう。

金峰山関はイスラム教徒のため、豚肉とお酒は取ることができません。

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