
宇良関は角界きっての人気力士です。
宇良関の四股名を呼ばれると、ひときわ大きな歓声を浴びていますね。
そんな宇良関の出身小学校や中学校、高校、大学はどこなのでしょう。
宇良関の学歴と大学時代をまとめました。
目次
宇良の出身小学校
宇良関は1992年6月22日、大阪府寝屋川市で生まれました。
本名は宇良和輝(かずき)さんです。
生まれた時の体重は4020gで、生後6ヶ月で立って歩いたそうです。
宇良関はその頃から運動神経がよかったんですね。
宇良関は4歳で相撲を始めました。
2歳上の姉がわんぱく相撲の試合に出場していたところ、応援に来ていた宇良関も出場できることになり、初めて相撲を取ったのです。
それから寝屋川相撲連盟に通い始めました。
連盟で指導していた人によると、初めて出会った時の宇良関は「小さくて、とにかく可愛らしい子でした」とのこと。
毎日の稽古は厳しく、体が小さい宇良関は試合で負けてばかりだったそうです。
宇良関は寝屋川市立神田小学校に入学しました。
相撲と並行して、小学3年生からレスリングにも取り組みました。
宇良関は小学6年生でも身長139cm、体重42kgと小柄だったそうです。
宇良の出身中学校
宇良関は小学校を卒業後、寝屋川市立第五中学校に入学しました。
レスリングは体重別で試合があるため、それを有利と思った宇良関はレスリングへ転向しました。
レスリングは中学3年生まで続け、全国2位になったこともあります。
宇良関は中学卒業時でも身長が147センチしかなく、相撲は諦めかけていたそうです。
宇良の出身高校
宇良関は中学を卒業後、京都府立鳥羽高校に進学し、相撲部に入部しました。
鳥羽高校の先生から「もう一回相撲をやってみないか」と声を掛けられ、宇良関は「この道しかない」と相撲に戻ることにしたのです。
入学時、宇良関は身長152cm、体重52kgで、クラスでも一番小さく、女子から「かわいい」と言われたそうです。
宇良関は高校でも相撲は弱く、小学生に負けたこともあったそう。
高校時代、宇良関は悔しい思いをいっぱいしていたのでしょうね。
それでも高校3年生の頃から体が大きくなり、体重は80㎏近くになったそうです。
宇良の出身大学
最初は教員志望の大学時代
宇良関は高校を卒業後、推薦で関西学院大学教育学部に進学しました。
高校時代の相撲部の監督から「小学校の教員に向いているのでは」と勧められたからでした。
宇良関は高校卒業後は就職を考えていましたが、チャンスをいただいたということで進学を決めたのです。
大学1、2年生の時は学業に専念し、小学校と幼稚園の教員免許を取得しました。
自由な相撲部が転機になった大学時代
宇良関は大学2年生の時に、相撲を始めて3か月の1年生に負けたことにショックを受け、相撲に全力を注ぐため、肉体改造に取り組み始めました。
1日に米5.5合、卵5個を食べ、たった半年で体重が100kg台になったそうです。
しかし身長は思うように伸びなかったようですね。
宇良関は大学1年生の時に全国学生相撲個人体重別選手権65kg未満級で優勝、4年生の時に無差別級で3位、ワールドコンバットゲームズ相撲軽量級で世界一になりました。
大学の相撲部は自由で、相撲の楽しさを知るきっかけになり、宇良関は力士を志そうと考えたようです。
大学卒業後に学長賞を授与
宇良関は関西学院大学から木瀬部屋に入門しましたが、同大学相撲部創部125年で初のプロ入り力士でした。
そんな宇良関に2021年には母校から学長賞を授与されました。
この学長賞は同窓生として輝かしい功績を収めた人に授与されるそうです。
宇良関は2度の大けがで序二段まで番付を下げましたが、不屈の闘志で幕内まで復帰しました。
その努力と頑張りをたたえて学長賞を贈られたのです。
宇良関はうれしかったでしょうね。
宇良の学歴と大学時代のまとめ
宇良関の学歴は以下の通りです。
出身小学校:寝屋川市立神田小学校
出身中学校:寝屋川市立第五中学校
出身高校:京都府立鳥羽高校
出身大学:関西学院大学教育学部
宇良関は大学時代に教員免許を取得しましたが、自由な相撲部で相撲の楽しさを知り、力士になりました。
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