放駒部屋の島津海関は入門から12年を経て、新入幕を果たしました。
27歳での新入幕ということで、ファンも待ち望んでいたことでしょう。
そんな島津海関の学歴はどのようなものなのでしょうか。
出身中学、高校、大学などをまとめました。
島津海の学歴
島津海の出身小学校
島津海関は1996年5月18日、鹿児島県西之表市(にしのおもてし)で生まれました。
保育園の頃から地元のわんぱく相撲に参加し、走るのも早かった子供でした。
島津海関の母親によれば、島津海関はゲームをしたりせず、自然の中で遊んで育ったそうです。
島津海関は西之表市立現和(げんわ)小学校に入学し、1年生から6年生まで地元のわんぱく相撲大会に出場しました。
個人戦では6年間連続で優勝、6年生の時には団体戦でも優勝。
そのように小学生ですでに相撲で実力を発揮していた島津海関ですが、柔道とソフトボールの少年団にも所属していました。
兄の真似をして島津海関がやりたいと言ったからです。
島津海関は柔道ではよく県大会に出場し、ソフトボールではキャッチャーをしていました。
島津海関はスポーツ大好き少年だったようです。
島津海の出身中学校
島津海関は小学校を卒業後、種子島中学校に入学し、バスケットボール部に所属しました。
真面目な性格の島津海関は部活を休むことはなく、いつもクラスや仲間の中心的な存在でした。
中学では相撲には取り組まなかったようです。
中学3年の体育祭では島津海関は応援団長を務めているので、きっとしっかり者の子供だったのでしょう。
中学では「相撲は絶対に嫌」と言って、大相撲の世界に入ることは考えていなかったそうです。
しかし中学3年の時に元大関・若嶋津が会いに来た後、島津海関は九州場所を見に行くことになりました。
そこで松鳳山関のいい相撲を見て「これが本当の男だ」と感動し、相撲をやることを決意。
松鳳山関が所属し、若嶋津が師匠を務める松ヶ根部屋(現・放駒部屋)に入門することになりました。
島津海の出身高校・大学
島津海関は中学から入門しているので、高校や大学へは行っていません。
中卒たたき上げの力士になります。
入門に対して島津海関の母は「ケガをすると一発でダメになる」と最後まで反対しました。
しかし島津海関は自分で相撲をやると決めていたし、父は「行かせてもいい」と賛成したので、母はしぶしぶ認めました。
島津海関は4人兄弟なので、1人くらいは力士にしてもいいと母親は最後は折れたようです。
そうして入門が決まってからは島津海関は、カバンを持たずに学校へ行き始めました(笑)。
もう勉強しない気満々ですね。
そんな時、後々クイズ番組に出ることを想定して、兄は勉強もしっかりしておくようにと、島津海関を怒ってくれたそうです。
実際、2024年3月に島津海関は同部屋の一山本関と一緒に「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」に出演しました。
兄の言うことは聞いておくものですね(勉強したのかはわかりませんが)。
島津海関は春場所の前相撲に出ることを優先するため、中学校の卒業式には出ていません。
相撲をやるという強い意志が感じられるようですね。
島津海の学歴は?中学、高校、大学まとめ
島津海関は地元の西之表市立現和小学校と種子島中学校を卒業しました。
中卒で入門したため、高校と大学へ行っていません。
島津海関は九州場所を見に行ったことがきっかけとなり、入門することになりました。