元大関出島の大鳴戸親方は現役時代、立合いからの鋭い出足を生かした速攻相撲が得意でした。
引退してからすでに10年以上たちますが、現在はどうしているのでしょう。
お嫁さんと子供についてもご紹介します。
大鳴戸親方(出島)の現在
元大関出島は2009年7月場所で引退した後、年寄・大鳴戸を襲名しました。
そして武蔵川部屋の部屋付き親方として後進の指導に当たっていました。
武蔵川部屋は2010年9月に藤島部屋に名称を変更したため、大鳴戸親方は現在、藤島部屋の所属になります。
親方は相撲協会では委員として、審判部・指導普及部の職務についています。
藤島部屋の師匠は元大関の武双山が務めています。
2010年に看板を下ろした武蔵川部屋は、2013年に元横綱の武蔵丸が復活させました。
プロフィール
本名:出島武春(でじまたけはる)
四股名:出島武春
愛称:出る出る出島
生年月日:1974年3月21日
出身:石川県金沢市
血液型:A型
出島は本名と四股名が一緒だった数少ない力士ですね。現在なら高安や遠藤、宇良などがいます。
現役時代
出島は中央大学法学部を卒業後、武蔵川部屋に入門し、1996年3月場所で幕下付出で初土俵を踏みました。
1996年9月場所で十両に昇進すると、1997年3月場所で新入幕を果たしました。
1999年7月場所で幕内最高優勝を果たし、場所後に大関に昇進。
2001年5月場所と7月場所で連続して負け越したため、大関からの陥落が決まりました。
2009年7月場所で負け越し、十両陥落が濃厚となったため、現役引退を表明。
出島は大関から陥落後は、再び大関に戻ることはなく、48場所にわたって三役以下の幕内で相撲をとり続けました。
獲得した三賞は殊勲賞3回、敢闘賞4回、技能賞3回でした。
大鳴戸親方(出島)の嫁
出島は現役時代の2004年12月に、名古屋市在住の翻訳・通訳業の伊藤真理さんと結婚しました。
この時出島は30歳、奥さんは28歳でした。
奥さんはオーストラリアのクイーンズランド大大学院を卒業し、日本の会社で翻訳の仕事をしていました。
出島が幕内初優勝した1999年7月の名古屋場所前に、奥さんが武蔵川部屋後援会の激励会に出席した時に紹介され、交際を続けていたのです。
奥さんは結婚後に退社しました。
そして2005年6月に結婚披露宴が行われました。その時の画像はこちら。
同じ石川県出身の森喜朗前首相など、約700人が出席しました。盛大に祝われたみたいですね。
大鳴門親方(出島)の子供
出島と奥さんの間には娘さんが一人いることがわかりました。
断髪式の動画を見ると、奥さんに続いて娘さんが花束を出島に渡しています。
娘さん以外に子供がいるかは不明でした。
大鳴戸親方(出島)の現在、嫁、子供まとめ
元大関出島の大鳴戸親方は現役時代、「出る出る出島」という愛称で親しまれていました。
大関から陥落した後は、度重なるケガもあり、再び大関に戻ることなく引退しました。
その後は武蔵川部屋(後に藤島部屋に改称)で弟子を指導しています。
大鳴戸親方は現役中に知り合った女性と約5年間交際して結婚しました。
娘さんが一人いるのがわかっていますが、他にも子供がいるのかは不明です。