獅司関はウクライナ出身としては初めての力士になりました。
母国は大変な状況だけに、相撲ファンの注目を浴びていますね。
そんな獅司関の父と母、兄弟はどんな人なのでしょう。
家族をご紹介します。
獅司の父と母
獅司関は1997年1月16日、ウクライナのザポリージャ州メリトポリ市で生まれました。
本名はソコロフスキー・セルギイさんです。
獅司関の父の名前はビクトルさんで、『相撲』の2023年7月号によると、父の年齢は58歳くらいで無職になっています。
ウクライナの定年は60歳のようなので、父はすでに退職されたのでしょうか。
獅司関の母の名前はマリアさんで、2023年7月の時点で45歳です。父の一回りほど下なんですね。
母の仕事については『相撲』に書かれていないので、専業主婦なのかもしれません。
獅司関は故郷で暮らす両親と毎日連絡を取っているそうで、雷部屋のおかみさんによれば
月給のない関取昇進前から収入の約半分を送金。今では毎月50万円ほどを送っている家族思いな一面がある
引用:スポーツ報知
幕下以下は月給はありませんが、本場所ごとに場所手当が支給され、幕下は16万5千円となっています。
その半分を送金ということなので、獅司関は親孝行な人だなと思いますね。
また、獅司関はいずれ両親を日本に連れて来たいという願いも持っています。
獅司関の好きな言葉は「ファミリー」「家族」で、「家族がいるから相撲を頑張れる。今の雷部屋も家族。親方とおかみさんは日本のお父さん、お母さん」と言っています。
ちなみに獅司関の好きな女性のタイプは日本の女性で、おかみの栄美さんも好きだそう。
将来は日本の女性と結婚する可能性もありますね。
獅司の兄弟
獅司関は2人兄弟で、2歳下の弟がいます。
名前はユーラさんで2022年4月に来日し、埼玉県さいたま市に住んでいます。
獅司関が所属している雷部屋はさいたま市にあるので、弟さんは近くに住居を探したのでしょうね。
弟さんはウクライナで日本語を勉強していましたが、ロシアとの戦争が日本に来るきっかけになりました。
そしてマクドナルドでアルバイトをしながら語学学校に通っています。
獅司の経歴
獅司関はメリトポリ市内のタヴリア学校(小学校4年、中学校5年の9年制)を卒業しました。
獅司関は5歳から15歳までレスリングを習っていて、10歳で120kgあったそうです。
レスリングは体重制限(120kg)があり、減量がきついため、獅司関は15歳から相撲を始めました。
入門までの相撲の成績がこちら。
2012年10月、世界ジュニア相撲選手権(香港)重量級3位。
2014年8月、世界ジュニア相撲選手権(台湾)重量級3位。
2015年8月、世界ジュニア相撲選手権(大阪)重量級3位。
2016年7月、世界相撲選手権(モンゴル)重量級3位。
2017年1月、欧州選手権優勝。
獅司関は当時の時津風親方(時津海)を紹介されて、2018年7月に来日しました。
外国人枠の関係で時津風部屋には入れなかったため、入間川部屋を紹介してもらい、2018年11月に再来日。
そして2020年3月場所で初土俵を踏みました。
入間川部屋は入門当時の師匠の定年により、2023年2月に雷部屋に変更になりました。
獅司の家族のまとめ
獅司関は母国のウクライナに両親が住んでいます。
父は無職で母も仕事はされていないようです。
獅司関には弟が1人いて、日本でアルバイトをしています。
獅司関は両親を助けたいという思いで、相撲を頑張っているみたいですね。