
立浪部屋の明生関はケガのために十両に陥落した後、再入幕を果たしましたね。
今後の活躍が期待できます。
師匠からは「泣き虫」とも言われていますが、彼女はいるのでしょうか。
両親や兄弟、性格、四股名の由来についてもご紹介します。
明生の彼女
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明生関は以前インスタをやっている時、彼女と別れたという発言をしていたらしいですが、現在はインスタもツイッターもやっておらず、彼女についての情報はありませんでした。
ファンにはかわいいと言われているので、寄ってくる女性も多そうですね。少なくとも彼女がいても隠すようなタイプではないようです。
番付がもっと上がると注目度も上がり、ますます人気が出るでしょう。
両親と兄弟
明生関は鹿児島県大島郡瀬戸内町出身で、家族は両親と兄一人です。
父の昌也さんと兄の昌平さんは瀬戸内町役場の職員をされているそうです。
母はひとみさんで介護士をされているそうです。3人とも立派な仕事をされているんですね。
瀬戸内町は人口1万人弱の町で、出身有名人には元ちとせさんなどがいます。
性格は寡黙で泣き虫
明生関は寡黙で実直な性格で、師匠の立浪親方によれば「何も言わなくても努力する。真面目というか真面目すぎる」そうです。
自然豊かな土地で育ったせいもあるのでしょうか。子供の時は虫捕りをしたり、海で泳いだり、もりで魚を取ったりしていたそうです。
そして稽古もよくする力士で、稽古量は角界一とも言われます。
一方「けっこう泣き虫」だということを師匠がテレビで暴露していました。
こんにちは??
今日は、大一番が待っていますね。皆さまご覧になっていますか。
今日は、明生関と師匠の立浪親方のお話です。
やはり、同郷出身の先輩力士から受ける影響で奮い立つものはあるのでしょうか。 pic.twitter.com/JA9raCdXzB— changasano (@changasano) November 24, 2018
なんだか意外ですね。それを知って以来、明生関の顔を見ていると本当に泣き虫のように見えてくるから不思議です。
明生関としては泣き虫ということをばらされたくはなかったでしょうね。
力士になろうと決めたのは稼いで親孝行をしたいと思ったからだそうで、親思いの優しいところもあるようです。
明生関はおとなしい性格だからか、自分とは違う気性の激しい元横綱の朝青龍にあこがれたそうですよ。
問題があって引退した横綱だったので、そこは見習ってほしくないと私は思うんですが。
もちろん目標は横綱になることだそうです。
四股名の由来
「明生」という四股名は本名です。明生関の本名が川端明生(めいせい)です。
この名前には「明るく生きる」という思いが込められたそうです。
私は下の名前が四股名だとは知りませんでした。しかも本名も同じ「めいせい」なんですね。
遠藤関や高安関のように姓の部分が四股名の力士はこれまで何人も見てきましたが、名前が四股名の力士は珍しいと思います。
北勝富士関は本名が「中村大輝」で、同名の年寄名跡があるため「中村」を四股名にできず、下の「大輝」を幕内に上がるまで四股名にしていましたが、そのような事情もなく明生関は名前を四股名にしたんですね。
「通勤が大変で賞」を獲得
明生関は2019年に「第8回日刊スポーツ大相撲大賞」で「通勤が大変で賞」を獲得しました。
本場所会場までの移動時間が最も長かったからだそうです。
明生関は茨城県つくばみらい市の立浪部屋から、電車で約1時間かけて両国国技館に通っているのです。
関取は車で国技館に通うことがほとんどですが、渋滞が怖くて立浪部屋の関取衆はみんな電車を利用しているそうですよ。
行きはともかく、帰りは仕事帰りの人で混むので大変ですね。往復2時間かかるわけですが、その間趣味の音楽を聞いているそうです。
プロフィール
四股名:明生力(めいせいちから)
本名:川畑明生(かわばためいせい)
生年月日:1995年7月24日
出身:鹿児島県大島郡瀬戸内町
身長:180cm
体重:149kg
所属部屋:立浪部屋
得意技:左四つ、寄り
血液型:O型
好物:鶏飯
嫌いなもの:トマト、果物
趣味:音楽鑑賞
得意技は左四つ・寄りとなっていますが、明生関は突き・押し相撲も得意としています。
実際相撲協会のホームページを見ても、決まり手は押し出しが36%で一番多く、次に寄り切り21%、突き落とし17%の順になっているのです。
四つでも押し相撲でも相撲が取れるのは魅力的ですよね。
好物は鶏飯となっていますが、これは「けいはん」と呼び、鹿児島県奄美群島で作られる郷土料理のことです。
「とりめし」が丼物や炊き込みご飯のようなものであるのに対し、「けいはん」はだし茶漬けに近い食べ物だそうです。
趣味の音楽はレゲエが好きで、小学2年から聴き始めたそうですが、小学校の低学年でレゲエとはびっくり!私が小学生の時はそんな音楽があるのも知りませんでしたよ。
特に日本の「マイティ・ジャム・ロック」のファンで、実際に会ったことがあるそうです。すごいですね。
相撲の経歴
<秋巡業@高山場所>貴乃花巡業部長が、明生に指導中。 #sumo pic.twitter.com/s8nEFgaYa8
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) October 17, 2017
入門前
明生関の地元は集落ごとに土俵があるという相撲が盛んな土地でした。
5歳の時に地元の相撲道場に通い始め、瀬戸内町立篠川小学校3年の時には、親孝行を目標に大相撲入りを目指したそうです。
いや、小学3年で親孝行って。普通の小学生が考えますか。大人びた子だったのでしょうか。
6年生の時に全日本小学生相撲優勝大会で優勝しています。
その後、瀬戸内町立篠川中学校に入りますが、実績がなかったため高校進学を考えたそうです。すると父親に一喝されたため大相撲入りを決意したそうですよ。
入門後
中学卒業後、立浪部屋に入門し、2011年5月に初土俵を踏みます。
2013年1月場所で幕下に昇進。
その後、腰のヘルニアを患い引退も考えましたが、父に一喝されて踏みとどまったそうです。厳しい父親なんでしょうね。
2016年11月場所で新十両に昇進。
2018年7月場所で新入幕を果たしました。
2019年11月場所では自己最高位の前頭2枚目まで上がりましたが、翌月部屋での稽古で左上腕部と肘の筋肉を部分断裂します。
2020年1月場所はケガにより途中休場。7月場所で十両に陥落しますが、優勝して翌9月場所で再入幕となりました。
まとめ
明生関の彼女や家族、性格、四股名の由来などについてまとめました。
地味な印象の明生関ですが、元稀勢の里の荒磯親方が「非常に好きな力士だ」とおっしゃっていたことがあります。
「左四つの力士は非常に好きなので、明生は非常に注目している」そうです。
荒磯親方が言うには気持ちも強いし、相撲っぷりもいいそうですね。
私は荒磯親方が明生関を好きだと言うのを聞いてから、明生関に注目するようになりました。
今後どれだけ伸びていくか楽しみですね。