炎鵬と白鵬との関係!大相撲入門のきっかけと四股名への思い

大相撲で今一番土俵を沸かせていると言ってもいい炎鵬関。取組を見ていると「小よく大を制す」という言葉がぴったりですよね。

そんな炎鵬関は横綱白鵬関と同じ宮城野部屋というのはご存知の方も多いと思います。

そもそも炎鵬関はどうして白鵬関のいる部屋に入ることになったのでしょうか。実は白鵬関による後押しがあったのです。

ここでは炎鵬関が大相撲に入門するまでの経歴と、入門のきっかけ、さらに四股名の由来もご紹介します。

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炎鵬まとめ

炎鵬の経歴

炎鵬関は1994年10月18日、石川県金沢市に生まれました。

未熟児で予定より1ヶ月ほど早く生まれ、体重わずか2,000gちょっとだったそうです。男の子の赤ちゃんの平均体重は3,000gなので、生まれた時から小さかったんですね。

炎鵬関は両親と兄の4人家族で、父は北國新聞社に勤務しています。兄は2歳上で文哉さん。

相撲を始めたのは5歳の時です。父の友人が道場を作ることになり、兄が相撲を始めたのがきっかけでした。

最初は相撲には興味なかったそうですが、友達に誘われて相撲をとったところ、小さな体で大きな相手を倒したことから面白いと思って相撲にはまったようです。

金沢市立西南部中学校に入学し、3年生の時に全国都道府県中学生相撲選手権大会で石川県代表として団体優勝しています。この中学の同級生に同じ石川県出身の輝関がいました。

その後進学した金沢学院東高校では、3年生の時に世界ジュニア相撲選手権大会の軽量級で優勝しました。

そして金沢学院大学人間健康学部スポーツ健康学科に進学。兄の文哉さんも同じ大学に進学していました。

1年生の時には西日本学生相撲新人選手権大会で優勝。2年生と3年生の時には世界相撲選手権大会の軽量級を2連覇して、10個のタイトルも獲得しました。

世界相撲選手権大会は世界各国・地域を代表する選手だけが参加できるアマチュア相撲の最高峰の大会で、後に大相撲入りする選手が多く出ているそうですよ。

その一人が豊山関ですが、炎鵬関が軽量級で優勝した3年生の時には重量級で優勝しています。

白鵬との関係

白鵬にスカウトされる

このように学生の時から華々しく相撲で活躍していた炎鵬関ですが、大学卒業後はやりたいことがなく就職活動をしていました。

体が小さいから大相撲には入れないと思っていて、会社員か教員になろうと思っていたそうです。炎鵬関は大学では保健体育の教員免許を取得しているんですよ。

そんな時炎鵬関の映像を白鵬関に見せた人がいて、白鵬関から「うちに来ないか」と誘われました。

そして宮城野部屋の稽古を見学に行って初めて白鵬関に会った時、

人生は一度きり。仕事は終わってからでもできるけど、相撲は今しかできない

と言われ、大相撲への入門を決意しました。

白鵬関は炎鵬関の素質を見抜いていたのでしょう。炎鵬関を内弟子として迎えたのです。

内弟子とは現役の力士が自らスカウトして所属部屋へ入門させることを言います。白鵬関の内弟子には他に幕内の石浦関などがいます。

白鵬関はかねてから内弟子二人との土俵入りを夢として語っており、炎鵬関と石浦関が幕内に入ったことで実現しました。

炎鵬関も石浦関もうれしかったんじゃないでしょうか。

四股名は白鵬の命名

炎鵬という四股名は「鵬」は白鵬の鵬を取り、「炎」は体がない分、体の内側から炎のように燃やしてほしいとの願いを込めて白鵬関がつけてくれたそうです。

炎鵬関の取組を見ていると、炎という字がピッタリきますよね。

下の「晃」は相撲少年団で知り合って、18歳の若さでオートバイ事故で亡くなった北晃さんからとっています。炎鵬関は北さんを兄のように慕っていたそうです。

朝乃山関も下の四股名は亡くなった恩師からとっていますし、炎鵬関も同じように思うところがあったのでしょうね。

ひねり王子も白鵬が命名

炎鵬関には「ひねり王子」の愛称がありますが、これも入門時に白鵬関に名付けられました。

ひねり技が得意だからという理由だそうですが、炎鵬関が言うには「ひねりはそんなに得意じゃない。ひねって勝ったこともそんなにない」のだそうです。

でも内心、王子と呼ばれるのが照れくさいのかもしれませんね。

ちなみに高校時代は「ふんどし王子」と言われていたそうです。大きな相手を次々と倒す姿から名付けられたそうですが、本人は気に入っていたのでしょうか。ふんどし王子って (; ̄ー ̄)

まだひねり王子のほうがいいんじゃないかと。どちらにせよ、王子と言う名にふさわしいお顔立ちですよね。

白鵬にご飯を監視される

炎鵬関の体重は幕内で最も軽い99kgで、体が小さいことから想像できるように、ご飯は茶わんに一膳半しか食べられないそうです。

本当に少食なんですね。

そのため炎鵬関は白鵬関にもっとたくさん食べて体重を増やせと言われているらしく、ご飯を食べるのを白鵬関に隣で厳しく監視されているそうです。

お相撲さんはたくさん食べて体を作るのが大切ですもんね。白鵬関の愛情なんでしょう。白鵬関自身、入門当時は体が小さくて毎日吐く程食べていたそうですから。

よく食べて熱心に稽古をしたことで今の白鵬関があるんですから、炎鵬関もそのうち白鵬関のようになれるかなと期待してしまいます (*´ー`*)

まとめ

炎鵬関の経歴、炎鵬関と白鵬関との関係などを見てきました。

白鵬関は自分がスカウトした手前、絶対炎鵬関を強くしてやりたいという気持ちがあるでしょうし、炎鵬関もそれに応えたいはずです。

白鵬関からは大関になれると言われているようですし、解説の北の富士さんも「炎鵬関は大関になれると思う」とおっしゃっていました。

何回も優勝経験のある大横綱に稽古をつけてもらえる炎鵬関は良い環境にあると言えますよね。

こちらにまだ序ノ口の時の炎鵬関と白鵬関との合宿での稽古の様子がありました。

この頃から炎鵬関への声援が大きかったことがわかります。

二人は同じ部屋なので優勝決定戦以外では対戦を見ることができないのが残念です。

炎鵬関自身、白鵬関と優勝決定戦で対戦することが大きな夢だそうで、もしそうなって白鵬関に勝ったら恩返しになりますよね。

私もそれを楽しみに炎鵬関を見守りたいです。